爽快感とハーブの香りがたまらないジン。ジントニック・ジンバック・マティーニなど居酒屋やバーでのメニューでは欠かせないお酒ですよね。

普段はそこで使われている銘柄などあまり気にせず飲む人が多いと思いますが、実はジンの銘柄や種類によって味が全く変わってきます。

そこで今回は、ジンのおすすめの銘柄31選を紹介していきます。これからジンに挑戦していきたいという人はもちろん、いつも同じ銘柄のものでは物足りなくなってきたという人もぜひ参考してみてください。

ジンとは

ジンとは、大麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物を原料として作られた蒸留酒。ジュニパーベリーなどの香草・薬草で香りづけされており、その芳醇な香りからジンは「お酒の香水」とも呼ばれています。ジンは味だけではなく、ボタニカルの風味や口に入れた時の香りも楽しめるお酒です。

ジンのアルコール度数

EUではジンの定義を、

1.ジュニパーベリーをメインフレーバーとしていること
2.アルコール度数が37.5%以上
3.3つのカテゴリーに分かれていること

と定めています。ジンは「スピリッツ」という製法で醸造酒からアルコール分を蒸留して作られているため、アルコール度数が高いです。

一般的にジンの度数は40-50度前後と言われていて、トニックウォーターなどなにかと割って飲む人が多いのではないでしょうか。

また、スピリッツはウイスキー焼酎などもこの製法で作られていて、ウォッカ・テキーラ・ラムと並んで4大スピリッツと呼ばれています。

ジンの歴史

ジンはもともと薬用酒として人々に飲まれていました。1660年頃、オランダの医学教授シルヴィウス博士が植民地の熱帯病対策のために利尿剤として開発するため、ジュニパーベリーをアルコールに浸した後に蒸留したのが始まりです。利尿剤としてももちろんですが、その美味しさからジュニエーブル(ジュニパーベリーのフランス語)の名でオランダ中に広まっていきます。

そして大きく人気を集めたのは1689年の名誉革命の頃で、オランダのウィリアム三世が英国国王に迎えられたことがきっかけです。そしてこの頃、人々から人気を得たジュエニーブルはイギリスに渡ったことで「ジュネヴァ」となり、それが愛称され「ジン」となりました。

しかし、この頃は今のような辛口のジンではなく、砂糖を加えた甘口のものが主流で、今のような洗練された辛口のジンが登場するのは19世紀に連続式蒸留機が誕生してからです。

この蒸留機の登場から雑味の少なくライトな風味の味わいとなり、主な生産地ロンドンの名前をとって、「ロンドンドライジン」と呼ばれ各国に輸出されるようになりました。

一方で、ジンの母国であるオランダでも独自の発展を遂げて、ドライジンとは違う味わいで「ジュネバ」という種類も人気となり人々に親しまれました。近年では、クラフトジンブームが起き、さまざまな国で独自のボタニカルを加えて個性的な味わいも増えてきています。

ジンの選び方

種類で選ぶ

ドライジン

画像:amazon.co.jp

ジンの中で一番スタンダードなタイプで柑橘系・ウッディ系の爽やかな香りとクセのない味わいが特徴です。連続式蒸留機で純度がたかいスピリッツで雑味がないため、ジン初心者の方や強いお酒が苦手な方はカクテルベースとして試すことをおすすめします。

ジュネヴァ

画像:amaon.co.jp

「オランダジン」とも言われるジンの原型。単式蒸留機で複数回蒸留しジュニパーベリーの香り高い原料の風味を最大限に活かした蒸留液をブレンドしています。そのため、原料の風味がかなり残り、素材本来の香りを楽しめるストレートで飲むのがおすすめです。

シュタインヘーガー

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ドイツのシュタインハーゲン村で生まれた「シュタインヘーガー」は生のジュニパーベリーを発酵させ、単式蒸留機で蒸留させた度数が比較的低めのジンです。ドライジンとジュネバの間に位置し、甘い香りと口当たりマイルドな味わいが特徴で、ストレートで飲むことをおすすめします。

オールド・トム・ジン

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「オールド・トム・ジン」はドライジンより古い歴史を持つ甘口のジンです。ドライジンに2%ほどの砂糖を加えて仕上げているため、初心者でもかなり飲みやすくなっています。※ただ今では生産量がかなり少なくなっています。

クラフトジン

画像:Amazon.co.jp

ボタニカルにこだわり個性的な味わいが特徴のジンです。日本のクラフトジンであれば、柚子・山椒など和テイストのボタニカルを加えているものもあります。

原材料で選ぶ

ジンにはジュニパーベリーはもちろん、レモンピールやオレンジピール、ジンジャーなど何種類ものボタニカルを使用しています。

中には10種類ものボタニカルをブレンドしてジンの風味を作り出しているものもあるため、自分好みのボタニカルやお気に入りの一本を探すのもジンの楽しみのひとつと言えるでしょう。

ボタニカルとして何が使われているのかもぜひチェックして見てください。

だたし、ジンはボタニカルの種類が味や風味の決め手となってくるため、ボタニカルの種類やレシピを公開していないブランドも多くあります。

ボトルで選ぶ

ジンはボトルもユニークなものが多く、置いておくだけで部屋が一気におしゃれになります。味はもちろんですが、お気に入りのジンのボトルをコレクションするのも楽しみのひとつです。

ジンのおすすめ31選

一般的にスタンダードなジンとして知られている「ゴードン」「キルビー」「ビーフィーター」、プレミアムジンと呼ばれる「タンカレー」や「ボンベイ・サファイヤ」など、ジンと言っても数多くのブランドで溢れています。

最近では日本の食材をふんだんに使ったクラフトジンなどその種類は増え続けており、ジン好きのマニアたちはどれにしようか頭を悩ませているのではないでしょうか。

そこで今回は、ジンマニアにはもちろん、ジンに挑戦したい初心者の方も楽しめるジンを紹介していきます。

ドライジン

1.ビーフィーター

40度

47度

1820年のブランド創業、秘伝のオリジナルレシピとノウハウを守りつづけて、現在もロンドン市内で蒸留する人気のブランドです。ビーフィーターという名前はロンドン塔のヨーマン・ウォーダーズの衛生兵の通称から名付けられており、ロンドン国王と財産を保護し、重要囚人を監視する屈強なイメージがジンの風味と重なることから名付けられたと言います。リーズナブルな価格と力強くもクリアな風味から今も多くの人に飲み続けられるジンです。

度数 40度、47度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、セビルオレンジピール、アーモンド、オリスの根、コリアンダーの根、アンジェリカの根、リコリス、アンジェリカの種、レモンピール
原産国 イギリス

2.タンカレー ナンバーテン

カクテルシェーカーをモチーフとしたボトルと赤い封ロウが特徴的なタンカレーのプレミアムジン。高品質なボタニカルと生のフルーツをふんだんに使っており、濃厚で高級感あふれる味わいになっています。ジンのロールスロイスとも言われているタンカレーのジンは、上品に飲みたいアイテムです。

度数 43.7度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、オレンジ、グレープフルーツ、ライムなど20種類以上
原産国 イギリス

3.ボンベイサファイヤ

10種類のボタニカルを使い、「ヴェイパー・インフュージョン製法」という独自の方法で華やかな風味と香りが楽しめるジンとなっています。クセのない味わいで見た目の透明感あるさわやかも楽しめるジンです。また、お酒として楽しむだけでなく、キーマカレーや麻婆豆腐などのスパイス料理に使われる料理酒としてもおすすめです。

度数 47度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、リコリス、アーモンド、レモンピール、オリス、アンジェリカ、コリアンダー、桂皮、クペバ、グレインズ・オブ・パラダイス
原産国 イギリス

4.ゴードン

世界で初めてジントニックを生み出したブランドで、辛口で重厚感のある味わいが特徴です。ジュニパーベリーの風味を存分に楽しむことができ、爽快な後味はクセになること間違いなし。おすすめの飲み方はもちろん「ジントニック」です。

度数 43度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー以外不明
原産国 イギリス

5.へンドリックス

高級感のあるボトルが印象的なへンドリックスのジン。ボトルだけではなく使われているボタニカルも品質が良いものをたっぷりと使った高級感あふれるジンとなっており、香水のように上品なバラの香りが広がります。またジンの中ではかなり珍しくきゅうりのエキスがボタニカルとは別に加えられ、まろやかな甘さの中にもさっぱりとしたきゅうりの風味を味わえます。アクセントとしてカクテルにきゅうりのスライスをのせて飲むのもおすすめです。

度数 41.4度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、メドウスウィート、キャラウェーシード、アンジェリカルーツ、カモミール、エルダーフラワー、オレンジピール、コリアンダー、レモンピール、オリスルーツ、キュベブベリーズ
原産国 イギリス

6.キルビー

37.5度

47.5度

12種類のボタニカルを配合して香り高いギルビーのジンは日本のスピリッツ市場でも人気が高いアイテムです。コストパフォーマンスが良くクセがないため、カクテルベースとして活躍してくれること間違いなし。

度数 37.5度、47.5度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダー、レモン、レモングラス、シナモン
原産国 イギリス

7.ロンドンヒル ドライジン

世界的にも権威のあるコンペティションで金賞を3度も受賞したことがある、洗練された味わいのドライジンです。味はもちろん、ウッド系香りや黒いラベルも高級感のある作りで数多くのカクテルベースとして使用されています。

度数 47度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、12種類のハーブやスパイス レシピ非公開
原産国 イギリス

8.プリマス・ジン

イギリスのジンの中で最も長い歴史を持つと言われるプリマス・ジン。元々はイングランドのプリマス港で海軍のためにジンを作ったのが始まりです。キレのある味わいで飲みごたえ抜群ですが、アルコール感がそこまでないので、飲みやすい仕上がりとなっています。エレガントな余韻とクセが少ないことから、ジン初心者でも飲みやすい逸品です。

度数 41.2度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、レモン、オレンジ、アンジェリカ、オリス、カルダモン、コリアンダー
原産国 イギリス

9.ブラックデス

4大スピリッツを扱うブランドから出ているジンです。ロンドンドライジンの正統派を極め、昔ながらの味わいを守り抜いています。奇抜な骸骨のラベルから、ヨーロッパの若者はもちろん、ミュージシャンにも人気のある銘柄です。日本ではまだ流通量が少なく、目にしたことがない人も多いのでは。

度数 40度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリーなど、15種類のボタニカル
原産国 イギリス

10.ドライジン エクストラ

オレンジの酸味とアルコールの苦味、ボタニカルの甘味がちょうどよく混ざり合ったバランスの良い一杯に仕上がっています。キリッとした飲み口でカクテルベースとしても人気のアイテムです。

度数 40度
種類 ドライジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、オレンジピールなど、7種類の草根木皮
原産国 日本

ジュネヴァ

1.ボルス

ジュネバは1575年オランダのアムステルダムで誕生した名門のリキュールブランドです。芳醇でリッチな飲み口で、ウォッカとウィスキーの両方の性質を持ち合わせています。また連続式蒸留機で1回、単式蒸留機で2回蒸留しているので奥行きのある味です。

度数 42度
種類 ジュネヴァ
主なボタニカル ジュニパーベリー、アンジェリカ、ジンジャー、コリアンダーなど
原産国 オランダ

2.ノールド

ノールド・ジュネヴァは伝統的な製法でひとつひとつ手作業で作られているため、希少価値の高いジンです。15年から20年の年月をかけて熟成させる他にはない逸品となっています。モルト香味と優しいスパイスの香りが混ざり合い、重厚な風味が楽しめます。

度数 42度
種類 ジュネヴァ
主なボタニカル ジュニパーベリー以外不明
原産国 オランダ

3.スイダム オールドジュネバ

オーガニックのボタニカルで作られたモルティで香り深いジュネヴァのズイダム。一年間樽でしっかりと熟成し、口あたりの良い甘みを感じられます。樽由来のバニラの香りを楽しむにはストレートやロックで飲むのがおすすめです。

度数 48度
種類 ジュネヴァ
主なボタニカル ジュニパーベリー以外不明
原産国 オランダ

シュタインヘーガー

1.シュリヒテ

ドイツのジンブランドであるシュリヒテ。味は甘くマイルドで度数もそこまで高くないので、シュタインヘーガー初心者の方でも飲みやすくなっています。本場ドイツではビールで冷えたお腹をシュリヒテシュタインヘイガーで暖めてから、またビールを飲むのがドイツ流の飲み方です。

度数 38度
種類 シュタインヘーガー
主なボタニカル ジュニパーベリー以外ハーブ、スパイスなど
原産国 ドイツ

2.ハイト

ハイトのシュタインヘーガーはシュリヒテよりもクセがなく、マイルドな口当たりで人によってはウォッカに近いと感じる人もいます。ラベルの絵にもあるようにハムやウィンナーとの相性が良いお酒です。

度数 38度
種類 シュタインヘーガー
主なボタニカル ジュニパーベリー以外不明
原産国 ドイツ

オールド・トム・ジン

1.タンカレー

度数が高く容量が多いことからお値段もはっていて手が出しにくいアイテムですが、口当たり滑らかで度数を感じさせない飲みやすさとなっています。オールドトムジンに挑戦してみたいという方はタンカレーから始めてみては。

度数 47.3度
種類 オールド・トム・ジン
主なボタニカル ジュニパーベリー以外不明
原産国 イギリス

2.ヘイマンズ

ほんのりとした甘さが特徴のオールド・トム・ジンですが、ヘイマンズのものは甘さが控えめでさわやかなシトラスの香りもバランスよく味わえます。甘いお酒が苦手という人でも手軽に飲めるので、おすすめのジンです。

度数 41.4度
種類 オールド・トム・ジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、レモンピール、オレンジピール、シナモン、カッシアバーク、オリスルート、リコリス、ナツメグ
原産国 イギリス

3.ジンクス

ボトルの黒猫が可愛らしいジンクスのオールド・トム・ジン。口当たり滑らかで口に含んだ時のオレンジの香りがクセになる味わいです。ジンクスのこだわりとして、オレンジピールの量を通常よりも多く使用している贅沢な一品となっています。

度数 43度
種類 オールド・トム・ジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、スウィートオレンジピール、ビターオレンジピール、レモンピール、グレインズオブパラダイス、コリアンダーシード、アンゼリカルート、リコリス
原産国 イギリス

4.ヘルノ

白い猫モチーフのヘルノのオールド・トム・ジンはスウェーデン産でデザインも含めて、北欧になっています。使用しているボタニカルはすべてナチュラル&オーガニックで、「The Gin Master」では最高賞である「World’s Best」を受賞しました。程よい甘さとフローラルな香りがクセになる逸品です。

度数 43度
種類 オールド・トム・ジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、メドウスイート、ヴァニラ、リンゴンベリー、コリアンダーなど、8種類のボタニカル
原産国 スウェーデン

クラフトジン

1.ジャパニーズクラフトジン ROKU

日本の四季それぞれ旬の素材6種類を中心にボタニカルをたっぷりと使ったクラフトジンです。世界的にも評価が高く、多くの人に愛されています。桜や柚子、お茶の甘味を感じられつつも山椒のピリッと感もあり、和食に合うジンです。

度数 47度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、桜、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール
原産国 日本

2.季の美

日本初であるジン専門の京都蒸溜所が作るクラフトジンは、お米から作るライススピリッツや柚子、山椒などの日本ならではの原料がたっぷりと詰まった一杯です。お米ならではの甘味やまろやかさと一緒に山椒や柚子のさわやかさ、スパイシーさも一緒に味わえ、愛飲する人も数多い逸品です。

度数 45度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、オリス、檜、柚子、レモン、緑茶(玉露)、生姜、赤紫蘇、笹の葉、山椒、木の芽
原産国 日本

3.サントリーSUI

居酒屋でも目にすることが多いサントリーSUI。唐揚げや焼き鳥など居酒屋定番のご飯と合わせて飲んでも爽やかでごくごく飲めます。柚子、緑茶、生姜など日本人の好みにあわせた味付けになっており、居酒屋のご飯だけではなく家庭的な晩御飯のお供としてもおすすめです。

度数 40度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモン、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール、柚子、しょうが、緑茶
原産国 日本

4.ジャパニーズクラフトジン JUJU

鹿児島県の歴史ある蔵元「濱田酒造」が作るJUJUは、米焼酎のまろやかなうまみをベースに柚子などの7種類のボタニカルで風味づけしています。さっぱりとした飲み口で、柚子のフルーティーな味わいも楽しめるので、クラフトジンに挑戦したいという方も気軽に楽しめる逸品です。

度数 38度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、柚子など7種類のハーブ
原産国 日本

5.HOLON

画像:公式サイト

「クラフトジンでととのう時間を」というユニークなキャッチコピーのホロンは、度数が低めで東洋のハーブやスパイスを使用した口当たりの良さが特徴です。このジンを飲むことで自分と向き合い、心と身体のバランスが「ととのう」時間にして欲しいという思いも込められています。チルのお供にはもってこいのジンです。

度数 35度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、リンデン、ハマナス、アンゼリカルート、ローズマリー、マーガオ、シナモン、パンダンリーフ
原産国 日本

6.ニッカウヰスキー ニッカ・カフェジン

穀物の豊かな甘さとさわやかなシトラスの後にくるピリッとした山椒のアクセントがたまらないクラフトジンです。日本ならではの柚子やカボス、山椒、リンゴなど数多くのボタニカルからはユニークな香りを感じられます。

度数 47度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、柚子、甘夏、かぼす、山椒、りんごなど
原産国 日本

7.ペルノ・リカール モンキー47

名前の47はボタニカルの数を意味しており、数多くのボタニカルを使用し、濃厚でありながらも複雑味を感じられます。年に数回しか生産しておらず、使用する樽もひとつひとつ職人が丁寧に作り上げたものという徹底ぶりで、希少かつユニークさがたまらない逸品です。

度数 47度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、リンゴンベリー、トウヒ、エルダーフラワー、キイチゴなど
原産国 ドイツ

8.ベリーブラザーズ&ラッド No.3 ロンドンドライジン

ボトルにあしらわれたカギが特徴的なベリーブラザーズ&ラッドのジン。ロンドン・ドライ・ジンの伝統的な味わいを忠実に再現しており、カルダモンのスパイシーな温かみがあります。ジュニパーの香りが華やかに広がり、長い歴史を感じられる逸品です。ザ 王道のジンを探している人にはこちらをおすすめします。

度数 46度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、グレープフルーツピール、オレンジピール、アンジェリカルート、コリアンダー、カルダモンホール
原産国 イギリス(オランダ)

9.クローバージン

スタイリッシュなボトルが目を引くクローバージンはベルギー出身の三姉妹が生み出したフレッシュなクラフトジンです。柔らかくもみずみずしい香りと味わいが特徴で、カモミール・ラベンダーがアロマのように香りを放ちます。女性へのプレゼントとしてもおすすめです。

度数 40度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、コリアンダーシード、カルダモン、クローバー(シロツメクサ)、ラベンダー、ブラックペッパー、洋梨、エルダーフラワー、カモミール
原産国 ベルギー

10.ボビーズ スキーダム

ボビーズ スキーダムはジュネバジンの発祥地でもあるオランダのスキーダムの蒸留所で生産しているクラフトジンです。柑橘系の香りとシナモンやコショウを感じる味わいで、伝統的なスキーダム・ジュネバとインドネシア・スパイスが融合された一杯となっています。タイ料理のお供や料理酒としてもおすすめです。

度数 42度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、レモングラス、シナモン、クローブ、コリアンダー、ローズヒップ、フェンネル、キュベプペッパー
原産国 オランダ

11.ザ ボタニスト

ヘブリディーズ諸島にあるアイラ島の野生のボタニカルを使用したジンで、ブルックラディ蒸留所で生産されています。島内で手摘みされたボタニカルはリッチで芳醇な味わいで、贅沢に嗜むことができるジンです。アイラ島の魅力がたっぷりと詰まっている複雑な味わいをぜひ試してみては。

度数 46度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリーと9種類のコアボタニカルと22種類の野生ボタニカル(メンソール、アップルミント、コリアンダー、ココナッツ、レモンなど)
原産国 イギリス

12.マスターオブモルト バスタブジン

さまざまなコンテストで世界一の称号を獲得しているマスターオブモルトのバスタブジン。作り方が特徴的で蒸留をしないで原料をそのままつけるというシンプル手法で作られています。ボトルまでも手作業で作られていて、少量生産のプレミアムジンです。カルダモン、オレンジピールなどのフルーティーな風味を味わえます。

度数 43.3度
種類 クラフトジン
主なボタニカル ジュニパーベリー、カルダモン、オレンジ、シナモンなど
原産国 イギリス

おすすめの飲み方

定番のジントニック

居酒屋でも良く目にするジントニック。ジンのカクテルといえば定番の飲み方ですよね。作り方もジンをトニックウォーターで割るだけで、簡単に作れちゃいます。レモンやライムをトッピングしてすっきりと飲めるのでジンを試しに飲んでみたいという人はジントニックからがおすすめです。

【材料】
・ジン45ml
・トニックウォーター100ml
・ライム6分の1個


氷を入れたグラスにジンを注ぎ、ライムを絞ります。絞ったライムはお好みでグラスの中に入れても良いです。次にトニックウォーターを氷の当てないように注意しながら注ぎます。炭酸が抜けないように少し混ぜたら完成です。

上級者がおしゃれに飲むならマティーニ

マティーニは「カクテルの王様」とも呼ばれる一杯で、ハーブの香りが漂い見た目もおしゃれでスタイリッシュなお酒です。しかし度数が高く、辛口なため好みが分かれるでしょう。

【材料】
・ジン 48ml
・ベルモット12ml
・オリーブ 1個
・レモンピール お好み


ジンとベルモットを氷の入ったグラスに注ぎ、かき混ぜます。お好みでレモンピールも絞り、オリーブをトッピングして完成です。

お酒が少し苦手な人はオレンジブロッサム

オレンジジュースとジンというシンプルな材料で、柑橘のさわやかさが混ざり合うさっぱりとしたカクテルです。辛口のお酒が苦手という人でも挑戦しやすい味になっています。

【材料】
・ジン 45ml
・オレンジジュース お好みの量
・カットオレンジ お好み


ジンとオレンジジュースとグラスに注ぎ、お好みでカットオレンジをトッピングします。

ジン上級者はストレート

ジン独特の香りを堪能できる飲み方はやはりストレートです。ジンは度数が高いので飲めるか心配という方はロックで飲むことをおすすめします。

【材料】
・ジン お好みの量


ジンをボトルごと冷凍庫で冷やしておきます。冷凍庫で冷やしてもカチコチにはならず、とろっとした飲み口で香りも変わらないのでボトルごと冷やしても問題ありません。

冷凍庫から取り出したジンをショットグラスに注いで完成です。

まとめ

ジンのおすすめ31選はいかがだったでしょうか。自分好みの一杯や飲み方を探して、家での晩酌にぜひジンを選んでみては。

 

 

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